第3回 アーモンドとニュートリショナルイーストのパスタ
このパスタは子供からお年寄りまで大人気で、お醤油の嫌いなインド人もこのパスタなら大喜びで食べてくれます。
簡単で栄養もあり、みんなが満足する一品です。
ニュートリショナルイーストは、ネットで購入できます。
https://lifestyleorganizer.net/food/nutritionalyeast/
*材料*
素焼きのアーモンド カップ1
オリーブオイル カップ半分
水 カップ半分
醤油 50cc
ヒング 小さじ1
コショウ 少々
パスタ 300グラム
ブロッコリー 半株
トマト 適宜
パセリ(飾り用)
*作り方*
1、ブロッコリーは食べやすい大きさに切って熱湯で湯がいておく。(固さは好みで)
2、アーモンドはフードプロセッサーで粉にしておく。
3、アーモンド、ニュートリショナルイースト、オリーブオイル、水、醤油、ヒング、コショウを混ぜ合わせてソースを作っておく。
4、パスタを標準の湯で時間ゆがいてざるにあげてよく水気を切り、ブロッコリーと一緒に3に入れてよくソースをからませる。
5、トマトとパセリを彩りよく飾る。
*ヒングについて
アサフェティダとも呼ばれます。
日本人にはなじみの薄いスパイスですが、インド料理では頻繁に使われます。
独特の強い香りがあり、このパスタの味の決め手になります。
消化促進、整腸作用、鎮静効果があります。
第2回 バナナケーキ
アミヤさんと言えばバナナケーキ!と言われるほど私のバナナケーキが大人気になり、世界中にこのレシピも広がって行きました。
今までもう何千個これを焼いたか知れません。
1か月で千個、配ったこともあります。
東北の震災の時にもかなりの数を焼いて送り、被災者の方々に大変喜ばれました。
ビートルズのジョージハリスンが寄付をしたイギリスのクリシュナ寺院のコック長さんも私のバナナケーキの大ファンで、レシピをお伝えしたのでおそらくこの寺院のメニューにもバナナケーキが登場していると思います。
とても簡単で、老若男女を問わず、人種を問わず好まれるお味ですのでぜひ作ってみて下さい。
*材料*(パウンドケーキ型1個分)
バナナ(よく熟して黒い斑点の出た大きめのもの)2本
豆乳 100㏄
なたね油 100㏄
甜菜糖またはきび砂糖 150g
塩 小さじ半分
小麦粉 200g
ベーキングパウダー 小さじ2
ベーキングソーダ 小さじ半分
*作り方*
1.オーブンを200℃に温めておく。
2、小麦粉、ベーキングパウダー、ベーキングソーダを合わせてふるっておく。
3、バナナの皮をむき、豆乳と一緒にミキサーでドロドロにしておく。
4、甜菜糖またはきび砂糖と塩、なたね油をボールでよく混ぜ合わせておく。
5、4の中に3を入れ、よく混ぜる。
6、5の中に2を入れ、液体と粉が混ざるように、切るように静かに混ぜる。
(強く混ぜると粉のグルテンが引き出されて固いケーキになるので注意!)
7、型にオーブンシートを敷き、そこに6を流し込む。
8、空気を抜くために、型をトントンと何度か机の上に打ちつける。
9、予熱しておいたオーブンに入れ、200℃で25分、180℃に下げて20分焼
く。
(オーブンの性質によって焼き加減が変わりますので、焼き色などを目で見
て調整して下さい。)
10、竹串などで中央を刺してみて、何もついて来なければ焼けています。
11、冷めてから切り分けましょう。(温かいうちは崩れます。)
*アレンジ*
焼く前に生地の中にくるみやアーモンドなどのナッツ類、ドライフルーツ等を混ぜ入れてもよいでしょう。
飾りに、焼く前に生地の上に輪切りのバナナを飾っても面白い風合いになります。
*グルテンフリーの方は、小麦粉の代わりにそば粉や米粉で作ることも出来ます。
米粉で作った場合は日がたつと固くなりやすいので早めにお召し上がり下さい。
第1回 プラサーダムってなあに?
プラサーダムというのは神の慈悲という意味です。
お料理を作ったら、まずは神様に1番に捧げてからそのお下がりであるプラサーダムを私達は頂きます。
誰かのためにお料理するというのは幸せなものですが、神様のためにお料理をするのはとても素晴らしい事です。
作る時には愛情を込めて、食べる時には感謝をする、毎日毎日そうしていると人生が確実に変わって来ます。
食べる物が私達の身体や精神状態にも大きく影響を与えるからです。
なぜ菜食なのか?というのはよく聞かれることですが、肉食をする必要がないから菜食をしているだけです。
栄養的にも菜食で何の問題もありません。
わざわざ動物を殺すことをしなくても、菜食だけでバラエティもあり、栄養も豊富なとても美味しいお料理がいくらでも作れます。
これから、簡単で美味しい菜食レシピをご紹介して行きたいと思います。